全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)など国内の航空12社は8月18日、お盆期間の利用実績を発表した。国際線はハワイが好調で、ANAの旅客数はお盆の過去最多を記録した。JALはハワイのほか、北米や東南アジアなどが好調だった。国内線は沖縄方面などが好調だったほか、大阪・関西万博が開催中の関西方面のロードファクター(座席利用率、L/F)が、ANA・JALともに90%を上回った。予約時は各社とも予約数や予約率で前年同期割れが目立ったが、実績では上回るところが目立った。対象期間は8日から17日までの10日間。
航空各社が発表したお盆期間の実績(各社の発表資料からAviation Wire作成)
12社の発表値を合計すると、旅客数は国際線が前年同期比12.5%増の67万8390人、国内線は6.0%増の369万2325人。提供座席数は国際線が12.2%増の76万9167席で、国内線は4.7%増の409万2721席となった。12社平均のL/Fは国際線が0.2ポイント上昇し88.2%、国内線は1.1ポイント上昇し90.2%だった。
ANA
関西方面で好調が目立った各社のお盆実績=21年3月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ANAの旅客数は、国際線が前年同期比
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