南アのエアリンク、E195-E2を10機導入

　エンブラエルは、南アフリカのエアリンク（LNK/4Z）がE195-E2型機を10機導入すると現地時間8月7日に発表した。米航空機リース会社アゾーラからのリースで、今年後半に初号機が引き渡され、2027年までに全機を受領する見通し。

エアリンクのE195-E2（イメージ、エンブラエル提供）

　座席数は最大136席で、高需要路線での競争力を高めるほか、航続距離の延長によりサハラ以南の新路線開設にも対応する。エアリンクは2001年からエンブラエル機を運航しており、新機材は既存のEジェットとの運航・整備・訓練面で高い共通性を持つとしている。

　E2シリーズは、従来のエンブラエル170（E170）とE175、E190、E195で構成する「Eジェット」（E1）の後継機で、E175-E2とE190-E2、E195-E2の3機種で構成。新型エンジンや新設計の主翼、主脚の格納した際のドアなどで、燃費を向上させた。1クラス構成の標準座席数は、E175-E2が88-90席、E190-E2が106-114席、E195-E2が132-146席となる。

エアリンクのE195-E2（イメージ、エンブラエル提供）

エアリンクのE195-E2（イメージ、エンブラエル提供）

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