エアライン, 空港 — 2016年4月16日 08:05 JST

熊本空港、ターミナル閉鎖 16日は全便欠航

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 4月16日早朝、熊本空港のターミナルが閉鎖された。午前1時25分ごろに、熊本県熊本地方を震源とする震度6強の地震が発生し、ターミナルビルの天井が崩落するなどの被害が出たためで、16日の熊本空港発着便は全便欠航が決まった。

*熊本空港が一部再開(現地の様子はこちら)。

16日に閉鎖された熊本空港のターミナルビル=16年4月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 午前1時25分ごろ発生した地震は震源の深さが約10キロ、地震の規模はマグニチュード7.3。14日午後9時26分に震度7を記録した地震のマグニチュード6.4を大きく上回った。

 日本航空(JAL/JL、9201)では、16日は熊本空港を発着する全24便が欠航。約2430人に影響が出た。JALは羽田と伊丹から熊本へ運航している。

 全日本空輸(ANA/NH)は全32便が欠航し、約3500人に影響が出た。羽田と伊丹、中部、那覇から熊本へ運航している。

 ソラシドエア(旧スカイネットアジア航空、SNJ/6J)も、羽田線全10便が欠航する。

 成田線を運航するジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は全2便、県営名古屋(小牧)線を運航するフジドリームエアラインズ(FDA/JH)は全6便が欠航。天草線を運航する天草エアライン(AHX/MZ)も全2便が欠航が決まった。

 JALによると、熊本空港はターミナルに被害が出たものの、滑走路は大きな被害を受けていない模様だという。

*熊本空港が一部再開(現地の様子はこちら)。

関連リンク
気象庁 地震情報
運航の見通し(JAL)
運航の見通し(ANA)
スカイマーク
運航状況(スターフライヤー)
運航の見通し(エア・ドゥ)
運航状況・運航の見通し(ソラシド エア)
特別な運航情報について(日本トランスオーシャン航空)
特別な運航情報(日本エアコミューター)
運航情報(ピーチ・アビエーション)
ジェットスター・ジャパン
バニラエア
春秋航空日本

熊本空港、出発便も再開 ターミナルは仮復旧(16年4月19日)
熊本空港、19日に到着便のみ一部再開 ターミナル閉鎖続く(16年4月18日)
JALとANA、16日以降も臨時便 熊本地震で(16年4月15日)
JALとANA、マイル寄付や復興支援の輸送協力 熊本地震で(16年4月15日)
ANA、15日朝の熊本発便欠航 地震で(16年4月15日)
熊本で震度7 突き上げる揺れ、繁華街でレンガ崩落も(16年4月14日)