エアライン — 2016年4月13日 19:35 JST

ブリティッシュ・エア、香港就航80周年 23都市経由で10日間

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 ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)は、香港就航から80周年を迎えた。現地時間4月7日には、香港の街中でファッションショーを開催。英国人モデルらが参加し、同社の前身、インペリアル航空やBOAC(英国海外航空)などの制服を着用した。

パイロット用の羊皮ジャケットを着用するガンディさん(ブリティッシュ・エアウェイズ提供)

ロンドンから香港への初便と現在のルート(Aviation Wire作成)

 デヴィッド・ガンディさんやイモージェン・ウォーターハウスさん、リジー・ジャガーさんら、英国で活躍するモデルが参加した。ガンディさんはパイロット用の羊皮ジャケットを着用。ウォーターハウスさんとジャガーさんはBOACの客室乗務員(CA)用制服を着用し、香港就航80周年を祝った。

 香港行きの初便は1936年3月14日に運航。当時は23都市を経由し、10日間かけて向かった。片道の価格は175ポンド。現在の貨幣価値に換算すると1万1000ポンド(約170万円)に相当する。

 初便はロンドン南部のクロイドンを出発し、パリやアテネ、バグダッド、クウェート、デリー、ラングーン(現ヤンゴン)、バンコクなどを経由し香港に到着した。

 現在は1日2往復を運航し、所要時間はおよそ12時間。往復の航空券を500ポンド程度で提供している。

1936年の初便に使用したデ・ハビランドのDH86(ブリティッシュ・エアウェイズ提供)

1950年代にBOACが運航していたカナディアのArgonaut(ブリティッシュ・エアウェイズ提供)

1970年代のBOACのCA用サマードレスを着用するウォーターハウスさん(左)とジャガーさん(ブリティッシュ・エアウェイズ提供)

就航80周年イベントに参加したジャガーさん(中、ブリティッシュ・エアウェイズ提供)

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