エアライン — 2016年2月10日 08:55 JST

バニラエア、Yahoo!決済の回数券 初夏の那覇・奄美も

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 バニラエア(VNL/JW)は2月9日、回数券タイプの航空券を数量限定で発売すると発表した。2015年3月と6月、10月に続く4度目の販売で、夏ダイヤでは初めて那覇と奄美大島の2路線を対象とした。レジャーやビジネス利用客の取り込みを図る。販売は2月15日午後4時から3月15日午後11時59分まで。

国内線で利用できる回数券を販売するバニラエア=15年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 「バニラエア往復回数券」は、成田発の札幌、那覇、奄美大島線の国内線いずれかで利用できる。3路線とも、土日祝日を含めたすべての日で有効な「全日券」と、平日のみ有効の「平日券」を販売する。札幌線のみ火曜と水曜、木曜に有効な「中だるみ解消券」を販売する。

 利用期間は4月6日から27日と、5月10日から6月30日までで、期間内で最大4往復利用できる。

 チケットはYahoo! JAPANが提供するデジタルチケットサービス「Pass Market(パスマーケット)」で販売する。Pass Marketで決済し、クーポンコードを入手。バニラエアのウェブサイトでコードを入力して予約する。予約は出発40分前まで受け付ける。

 札幌線は全日券(100部)を4万6800円で、平日券(250部)を3万6800円で、中だるみ解消券(200部)を2万6800円で販売する。

 那覇線は全日券(100部)を5万5800円、平日券(200部)を4万4800円で、奄美大島線は全日券(50部)を4万9800円、平日券(50部)を3万8800円で販売する。

 片道のみの利用も可能だが、1往復分の利用としてカウントする。申し込み本人に限り有効で、第三者への譲渡や転売は不可。運賃以外の手数料などが別途必要となる。

 同社によると、過去3回販売した回数券は売れ行きが好調で、同社のフェイスブック(Facebook)ページにも販売を希望するコメントが書き込まれていたという。今後は季節ごとの定期的な販売も視野に入れるとしている。

 沖縄本島や奄美大島では、例年4月に海開きのシーズンを迎える。

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バニラエア

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