空港 — 2015年10月1日 13:01 JST

成田空港、C滑走路実現向け推進本部

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 成田国際空港会社(NAA)は9月30日、第3滑走路の建設やB滑走路の延伸、夜間飛行制限の緩和などについて、実現に向けた社内横断的な組織「成田国際空港の更なる機能強化推進本部」を設置した。

C滑走路実現に向け推進本部が設置された成田空港=15年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 本部長は夏目誠社長で、全取締役と執行役員が本部員となる。人数は夏目社長を含めて20人。30日は第1回目の会議を開催し、9月17日に開かれた4者協議会の結果報告や、検討課題の共有などが行われた。

 成田空港は、4000メートルのA滑走路(RWY16R/34L)と2500メートルのB滑走路(RWY16L/34R)の2本で運用している。第3滑走路の建設候補地としては、B滑走路の北東周辺などが検討されている。

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