ジェットスター・ジャパン、アメリカン航空と成田5路線コードシェア

　ジェットスター・ジャパン（JJP/GK）は10月23日、アメリカン航空（AAL/AA）とコードシェア（共同運航）を26日に始まる冬ダイヤから開始すると発表した。

アメリカン航空とコードシェアを開始するジェットスター・ジャパン＝14年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　対象路線は成田発着の札幌線、関西線、松山線、福岡線、那覇線の5路線。JJP便にAALの便名も付ける。

　JJPは2013年3月からJALとコードシェアとマイレージ提携を実施しており、AALはコードシェア提携2社目。JALとは、成田と関西、中部空港でJALの国際線に接続するJJPの国内線をコードシェア便として国際線区間とともに販売している。

　また、ジェットスター・グループの親会社にあたるカンタス航空（QFA/QF）とのコードシェアも、2013年3月から開始予定だったが、現時点では検討段階のままで実現に至っていない。

　JJPは10月9日に15番目の定期便となる関西－大分線を1日1往復で開設。26日からは成田と関西、中部の3空港から熊本線を就航する。現在の保有機材はエアバスA320型機（180席）が18機。2016年6月期通期決算では、111億円の最終赤字を計上している。コードシェア拡大で、収益向上を目指す。

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