企業 — 2014年6月27日 07:30 JST

全日空商事、除菌・消臭分野で合弁会社設立 7月にエースネットと

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 ANAホールディングス(9202)傘下の全日空商事は6月26日、除菌・消臭剤を製造・販売するエースネットと合弁会社を設立すると発表した。新会社は「エーツーケア」で7月1日に営業を開始、除菌・消臭剤関連商品を中心とした販売事業を展開する。

ANAの機内清掃用除菌・消臭剤を扱う新会社設立へ=13年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 除菌消臭剤や関連商品を販売する。2014年5月20日設立で営業開始日は7月1日。資本金は6000万円で出資比率はエースネット66%、全日空商事34%、社長は岡本宏氏。

 エースネットは除菌・消臭成分『マタタコロ』を製造・販売している。全日空商事は2011年11月にANAグループの機内清掃用として採用。マタタコロの販売強化のため業務提携に合意、販売に特化した合弁会社を設立することになった。

 製造はエースネット、全日空商事は資材を調達する。新会社「エーツーケア」は、エースネットのこれまでの販売網や全日空商事の販売・マーケティングノウハウで、一般販売を含めた国内流通の拡大を目指す。

 新会社の売上目標は、2016年度で9億円。

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