エアライン, 空港 — 2013年9月18日 22:00 JST

ジェットスター・ジャパン機、福岡で緊急着陸 燃料不足懸念

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 ジェットスター・ジャパン(JJP)の成田発福岡行きGK139便(エアバスA320型機)が9月18日、燃料不足に陥る可能性があるとして福岡空港に緊急着陸した。乗客168人と乗員6人の計174人にけがはなかった。

ジェットスター・ジャパンのA320=12年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 成田空港を午後4時29分(定刻午後4時15分)に出発した同便は、管制塔から福岡空港でバードストライクが発生したとの連絡が入り、同空港上空で約40分間待機。空中待機となった便が20機ほどあったため、同空港の管制塔に燃料不足となる可能性があると連絡し、緊急着陸した。同便は福岡に定刻より43分遅れの午後6時58分に到着した。

 JJPによると、同便が搭載していた燃料は、1時間26分の飛行計画に対して、およそ2倍の量を搭載していたという。福岡到着後に機体を確認したところ、50分以上飛べる燃料が残っていた。

 機長が緊急着陸を申し出た理由についてJJPは、空中待機の時間が長引き、待機中の便も多かったことで燃料不足に陥る可能性があったためとしている。

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