エアライン, ボーイング, 機体, 解説・コラム — 2013年7月12日 22:10 JST

事故までの5分間、何が起きたのか 特集・アシアナ機事故とヒューマンファクター(2)

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 コンピューターによる運航や操縦の自動制御など、数々のオートメーションシステムは、効率的な飛行を提供するにとどまらず、安全性の向上にも貢献している。

酸素マスクが作動した事故機の機内。事故までの5分間に何が起きたのか(NTSB提供)

 ここで言うオートメーションシステムとは、地上にいる航空管制官のシステムも含めているが、空港で次々と離着陸を行う高密度運航が当たり前となった昨今、機体に装備されたオートメーションシステムなしに、飛行機を飛ばすのは不可能であると言って過言ではない。

 アシアナ機事故について、極めて低速、かつ通常の進入角よりも低い角度での進入(アプローチ)が判明しているが、なぜあのような飛行を行ったのか。いや、結果として、そうなってしまったのか。

 これにはオートメーションシステムを「活用」するよりは、むしろ「依存」しているとも言えるパイロットの錯覚があったのではないか、と筆者は考える。

 事故までの5分間に何が起きたのか──。今回と次回は、オートメーションシステムが招く錯覚を取り上げる。

手動で着陸できなければパイロットではない

 アシアナ機(ボーイング777-200ER型機、登録番号HL7742)はどう飛んだのか。正確には米国家運輸安全委員会(NTSB)の正式発表を待つほかないが、想定される経路は図1と図2の通りだ。いずれもサンフランシスコ国際空港へ着陸するパイロットが使用する


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。