空港 — 2018年1月30日 20:25 JST

伊丹、世界初の空港内ワイン醸造所 4月に先行開業、展望デッキはワイヤーに

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 2020年の全面リニューアルに向け、伊丹空港の改修工事を進めている運営会社の関西エアポートは1月30日、ターミナル中央エリアを4月18日に先行オープンすると発表した。現在2つに分かれている到着口を中央1カ所に集約するほか、商業エリアに世界初となる空港内ワイン醸造所を併設する飲食店などを新設し、大幅に刷新する。

リニューアルオープンする伊丹空港のイメージイラスト(関西エアポート提供)

—記事の概要—
到着口集約、ワイン醸造所も
展望デッキは広さ1.5倍
20年8月完成

到着口集約、ワイン醸造所も

 伊丹の現ターミナルは、大阪万博開幕を控えた1969年に開業し、全面リニューアルは49年ぶり。現在1階にある到着口は、南側が全日本空輸(ANA/NH)、北側が日本航空(JAL/JL、9201)と二分されているが、4月のリニューアル後は中央エリア2階に集約する。

ペデストリアンデッキ(ターミナル右側)を新設する伊丹空港=18年1月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ターミナルとモノレール駅間にはペデストリアンデッキ(立体連絡通路)を新設し、保安検査場と直結。モノレールやリムジンバス、タクシーに到着口から100メートル以内で乗り継げるよう改修し、利便性を向上させる。

 今回オープンする中央商業エリアには30店舗が入り、このうち26店舗が新規出店。出発口と到着口がある2階には、カフェ「ル・パン神戸北野」や寿司店「がんこ」など関西の有名店が出店し、物販はカステラなどを扱う「黒船」、キャラクターグッズの「ポケモンストア」、アクセサリーの「スワロフスキー」などが新たに店舗を構える。また、世界初のキットカット専門店「キットカット ショコラトリー」もオープンする。

 世界で初めて空港内にワイン醸造所を併設するワインバル「大阪エアポートワイナリー」は、3階にオープン。3階は利用者が1時間程度滞在することを想定した店舗構成とし、お好み焼きの「大阪お好み焼き清十郎」などが出店する。

世界で初めて空港内にワイン醸造所を併設する伊丹空港のワインバル「大阪エアポートワイナリー」(関西エアポート提供)

展望デッキは広さ1.5倍

 展望デッキなど屋上エリアは、伊丹発着便の利用者


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