官公庁 — 2017年12月7日 16:20 JST

国交省航空局とカナダ当局、整備施設を相互承認 重複検査を回避

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 国土交通省航空局(JCAB)は、カナダ航空局(TCCA)との「整備に関する技術取決め」について、現地時間12月5日に首都・オタワで署名した。相手国が実施する整備施設の検査を相互に受け入れることにより、当局による重複検査を避けるもので、整備コストの軽減などにつなげる。日本が整備施設を相互承認する協定を結ぶのは初めて。

BASAの概要(国交省の資料から)

 両国は1999年、相手国での安全証明などを相互に受け入れる「航空の安全に関する協定」(Bilateral Aviation Safety Agreement、BASA)を締結。BASAは型式証明や耐空証明などの「安全証明」や整備施設、操縦士免許、フライトシミュレーター認定など、分野ごとに締結する。

 このうち、カナダとは安全証明の分野で締結。今回、整備施設分野にも範囲を拡大した。2018年2月、「整備に関する技術取決め」に基づく承認手続を開始する。以降、相互の航空局で検査を受けた整備施設は、相手国の検査を受けることなく、機体や装備品の整備が可能となる。

 整備施設の相互承認は、カナダが初めて。JCABは今後、FAA(米国連邦航空局)やEASA(欧州航空安全局)とも協議を進める。

BASAの一般的な効果(国交省の資料から)

関連リンク
国土交通省
Transport Canada

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