エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2017年11月17日 12:23 JST

ジェットスター・アジア、那覇-シンガポール就航 週3往復

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 ジェットスター・アジア航空(JSA/3K)は現地時間11月17日、シンガポール-那覇線の運航を開始した。週3往復を運航し、両地域の交流活性化を図る。同路線に定期便が就航するのは初めて。

放水アーチで歓迎を受けるジェットスター・アジア航空シンガポール発3K791便の到着初便=17年11月17日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 月曜と金曜、日曜に運航する。運航機材はエアバスA320型機で1クラス180席。那覇行き3K791便はシンガポールを午前1時50分に出発し、午前8時に到着する。シンガポール行き3K792便は那覇を午前8時55分に出発し、午後1時15分に到着する。

 17日午前8時ころ、那覇に到着した3K791便の初便(A320、登録番号9V-JSV)は、放水アーチで歓迎を受けた。当日は小雨だったものの、那覇空港国際線ターミナルの展望デッキには、関係者や航空ファンらが集まった。

 同社は搭乗者数を明らかにしなかったものの、往復ともに初便はほぼ満席だったという。

初便は往復ともに満席で「うれしい」と述べるジェットスター・アジア航空のパスパティCEO=17年11月17日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 ジェットスター・アジア航空のバラタン・パスパティCEO(最高経営責任者)は、将来的な1日1往復のデイリー化について、「沖縄県などと市場を調査してから検討したい」とした。ロードファクター(座席利用率、L/F)の目標は明言しなかったが、「(初便は)往復ともに満席でうれしい。この状態が続けば、増便もできる」と述べ、将来的な増便に前向きな姿勢を見せた。

 同路線は2014年11月、ジェットスター・アジア航空がチャーターを2往復運航。定期路線としては今回が初めてとなった。

 同社はジェットスター・グループの航空会社で、シンガポールを拠点に2004年12月13日に運航を開始。現在の日本路線は2路線で、シンガポールから台北(桃園)とマニラを経由し、関西に乗り入れている。

 那覇からの東南アジア路線は、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)が今年2月19日からバンコクへ1日1往復を運航している。

那覇空港に到着するジェットスター・アジア航空シンガポール発3K791便の初便=17年11月17日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

駐機場へ向かうジェットスター・アジア航空シンガポール発3K791便の到着初便=17年11月17日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

駐機場へ向かうジェットスター・アジア航空シンガポール発3K791便の到着初便=17年11月17日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

放水アーチで歓迎を受けるジェットスター・アジア航空シンガポール発3K791便の到着初便=17年11月17日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

運航スケジュール
3K791 シンガポール(01:50)→那覇(08:00)運航日:月金日
3K792 那覇(08:55)→シンガポール(13:15)運航日:月金日

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