官公庁, 機体 — 2017年6月23日 22:52 JST

警視庁、大型ヘリH215発注 2020年運用開始

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンは、警視庁と大型双発ヘリコプター「H215」の受注契約をこのほど締結した。2020年初頭に引き渡され、日本で初めてH215を運用する警察航空隊になる。

エアバス・ヘリコプターズのH215(同社提供)

 H215は、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて導入。人員や要人輸送、物資輸送、広域応援などを担う。主な活動範囲は伊豆諸島を含む東京都全域で、現在配備されている小型双発ヘリのH135と中型双発ヘリH155に加わり、パトロールや人命救助などの任務にも就く。

 警視庁航空隊は14機のヘリを運用。日本の警察航空隊では最大規模を誇る。H215は「スーパーピューマ」の愛称を持つ大型ヘリで、エアバス・ヘリコプターズの前身となった仏アエロスパシアルが開発した。

関連リンク
Airbus Helicopters
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン

エアバスヘリと防衛装備庁、H225の包括契約継続(17年2月21日)
エアバスヘリ、16年度受注388機、納入418機(17年2月6日)
警察庁、エアバスヘリH135を2機発注 和歌山県警と熊本県警に19年配備(16年12月30日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post