エアライン, ボーイング, 機体 — 2012年10月24日 22:30 JST

スクート、787を20機導入 14年から

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 10月29日に成田空港へ就航するシンガポール航空(SIA)系LCCのスクート(SCO)は24日、2014年からボーイング787型機を20機導入すると発表した。SIAが発注し、SCOが運航する。エンジンの選択は今後行われる。

スクートのウィルソンCEO=12年6月 PHOTO: Stringer/Aviation Wire

 SCOは現在4機のボーイング777-200型機(402席)を使用しているが、初号機を受領する14年から順次置き換えを進める。SCOのキャンベル・ウィルソンCEOは、「燃費の良い787を導入することは、運賃を低く抑えることに役立つ」とコメントしている。

 SIAが100%出資して11年に設立したSCOは、経営と運営はSIAから独立。シンガポールを拠点に所要時間が5時間から12時間程度の中長距離路線を展開する。6月4日に初便となるシンガポール-シドニー線を開設し、ゴールドコーストとバンコク、台北、天津に就航済み。11月には瀋陽と青島に就航する予定。成田へは台北経由で乗り入れる。

 インドやヨーロッパへの就航も視野に入れており、保有機材の増加や現在よりも大型の機材を導入することでアフリカや中東などへの展開も計画している。

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