エアライン, 空港 — 2015年11月11日 16:40 JST

ピーチ、羽田-ソウル16年2月開設へ 弾丸旅行訴求、関西-ソウル増便も

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 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は11月11日、羽田-ソウル(仁川)線を2016年2月5日に開設すると発表した。同社の羽田2路線目で、国際線としては10路線目となる。また、2月5日から関西-ソウル線を増便する。両路線とも日帰りの「弾丸旅行」が可能なスケジュールで、新たな顧客層の獲得を目指す。

羽田空港を出発するピーチの台北行き初便MM1029便=8月8日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 羽田-ソウル線は1日1往復を運航する。8月に開設した台北(桃園)便同様、羽田を深夜・早朝の時間帯に発着する。

 MM1009便は羽田を午前2時に出発し、ソウルには午前4時35分に到着する。MM1008便はソウルを午後10時50分に出発し、羽田には翌日の午前1時に到着する。羽田発のMM1009便は2月6日から運航を開始する。

 現在、1日3往復運航している関西-ソウル線を、1往復増便。2月から4往復を運航する。増便分のMM11便は関空を午後8時に出発し、ソウルには午後9時55分に到着する。MM12便はソウルを午前7時45分に出発し、関空には午前9時25分に到着する。

 ソウル発のMM12便は2月6日から運航を開始する。2月11日から26日木曜と金曜のみ、20分の早発着となる。

 羽田-ソウル線は片道5680円からで、11月18日午後3時に販売開始。関西-ソウル線は片道5280円からで、11月11日に販売を開始した。

 両路線とも日帰りの「弾丸運賃」を設定。どちらも火曜と水曜、木曜発限定で販売する。羽田発は2月16日から3月17日までの往復を9000円で、関空発は一部日程を除く12月1日から2016年2月25日までを7200円で提供する。弾丸運賃は、同日中の発着便を利用する場合に適用する。

 弾丸でのソウル滞在時間は、羽田発の場合18時間15分、関空発が11時間5分。ソウルからも弾丸利用が可能で、大阪滞在時間は10時間35分となっている。羽田-台北線を弾丸利用した場合は、台北に16時間滞在できる。

 ピーチはソウル発着便を関空のほか、9月には那覇からも運航を開始。羽田便を合わせ、3路線を運航することになる。

運航スケジュール
羽田-ソウル
MM1009 羽田(02:00)→ソウル(04:35) *2月6日から
MM1008 ソウル(22:50)→羽田(翌日01:00) *2月5日から

関西→ソウル
MM1 関西(07:50)→ソウル(09:45)
MM5 関西(12:40)→ソウル(14:35)
MM9 関西(18:15)→ソウル(20:10) *2月29から3月3日、3月7日から10日、14日から17日、22日から24日は運休
MM11 関西(20:00)→ソウル(21:55) *増便分、2月5日から

ソウル→関西
MM12 ソウル(07:45)→関西(09:25) *2月6日から増便、2月11日から26日の木金は20分早発着
MM2 ソウル(10:25)→関西(12:05)
MM6 ソウル(15:15)→関西(16:55)
MM10 ソウル(20:50)→関西(22:30)*2月29から3月3日、3月7日から10日、14日から17日、22日から24日は運休

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