エアバス, エアライン, 機体 — 2014年10月1日 16:39 JST

バニラエア、新仕様機が就航 新造4号機

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 バニラエア(VNL/JW)は10月1日、内装を一新したエアバスA320型機の運航を開始した。新仕様の1機目となったのは、9月28日に成田へ到着したA320新造機の4号機(登録番号JA04VA)。現在VNLは6機のA320を運航しているが、新造機が3機で残り3機は親会社であるANAホールディングス(9202)から中古機を暫定的にリースしている。

ダークブルーのシートや随所に黄色を配したバニラエアの新仕様機(同社提供)

ダークブルーの新シート(同社提供)

 これまで3機の新造機は、旧エアアジア・ジャパン向けの機体として準備が進められていたもの。今回就航した新造4号機からは、シートやカーペットに海を連想させるダークブルーを、壁や棚には太陽をイメージした黄色を配した。

 シートは伊ジェベン製の本革シート。薄型の軽量シートで、シートベルトは水色とした。1列目のリラックスシートは初号機と比べて、9インチ(約23センチ)広くなった。

 今後10月に5号機が、11月に6号機が到着予定で、3機の中古機を置き換える。2014年度末までに8機、2015年内に10機体制を計画している。

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