空港 — 2014年5月29日 09:09 JST

羽田空港で江戸時代の絵画鑑賞はいかが?

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 羽田空港国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)は6月21日から、第2旅客ターミナル内の「ディスカバリーミュージアム」で、企画展「細川家の絵師たち展」を開催する。初日から7月27日までを前期、7月29日から9月7日までを後期として開催し、前期と後期で一部作品を入れ替える。

 江戸時代の大名家では、年中行事や対面などの儀礼の場で使用する絵画や、大名が私的に鑑賞する絵画などを、お抱えの絵師たちが多数描いていた。今回の企画展では、肥後54万石の大名、細川家に仕えた矢野吉重の「宇治川合戦図屏風」や、杉谷行直の「富士登山図巻」など、細川家の絵師が描いた絵画を展示する。

 入場無料で、平日は午前11時から、土日祝日は午前10時から開館。どちらも午後6時を最終入場とし、閉館は午後6時30分。期間中の毎週水曜日には、午後2時と午後4時にギャラリートークを実施する。

 ディスカバリーミュージアムは、日本初の空港内美術館として2010年10月に開設。鎌倉時代から続き、700年の歴史を持つ細川家の至宝を管理する東京・文京区の永青文庫(えいせいぶんこ)の展示品を常設している。

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ディスカバリーミュージアム

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