ボーイングの2026年3月の引き渡しは、前年同月比5機増の46機だった。主力小型機の737 MAXの納入が2カ月連続で前年同月を上回り、このうち8機をユナイテッド航空(UAL/UA)が受領した。受注は159機減の33機だった。競合のエアバスは3月に60機(前年同月71機)を引き渡し、331機(同211機)を受注した(関連記事)。
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引き渡し

グアム空港でお披露目されたユナイテッド航空の737 MAX 8=26年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
引き渡しの内訳は737が34機(前年同月33機)、767が2機(ゼロ)、777が3機(4機)、787が7機(4機)だった。
787は超長胴型の787-10が1機、長胴型の787-9が6機。787-10は大韓航空(KAL/KE)へ納入し、787-9はユナイテッド航空へ3機、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)へ2機、台湾のエバー航空(EVA/BR)へ1機引き渡した。標準型の787-8は納入がなかった。
737は34機中33機が737 MAXで、ユナイテッド航空やサウスウエスト航空(SWA/WN)、アメリカン航空(AAL/AA)など各社で導入が進み、リース各社にも引き渡した。
777は2機とも貨物型の777F貨物機だった。
受注
受注は737が25機(前年同月は88機)、767がゼロ(ゼロ)、777がゼロ(51機)、787が8機(53機)だった。
787は8機すべてが787-9で、匿名顧客1者から受注。737は25機中20機が737 MAXで、このうち匿名顧客1者から19機受注した。
関連リンク
Boeing
ボーイング・ジャパン
ユナイテッド航空の737 MAX
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ボーイング動向
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オーダー&デリバリー
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