国土交通省の航空輸送統計速報2025年9月分によると、国内線の旅客数は人ベースで前年同月比3.0%増の967万9351人、ロードファクター(座席利用率、L/F)は3.7ポイント上昇の84.2%、国際線は12.8%増の187万3641人で、L/Fは2.0ポイント上昇の80.8%だった。
国内線の貨物は、トンベースで前年同月比5.8%減の4万9659トン、重量利用率は2.8ポイント上昇し58.3%で、国際線は6.3%増の13万7285トン、重量利用率は0.8ポイント上昇の69.4%だった。
国内線の旅客数のうち、幹線でもっとも多かった羽田-札幌(新千歳)線の旅客数は、前年同月比1.3%増の91万6215人、ローカル線で最多の羽田-鹿児島線は、4.4%減の20万1564人だった。L/Fは幹線が4.2ポイント上昇の88.3%、ローカル線は3.4ポイント上昇し80.8%だった。
国際線の方面別旅客数は、7方面すべてで上回った。このうち前年同月比で増加率が最も高かったのは中国で、39.5%増の31万3472人。最も低かったのは「その他アジア」で、2.4%増の71万2066人だった。
旅客数が最も多かったのは、その他アジア。2位は中国だった。

23-25年度の輸送量の変化(航空輸送統計速報25年9月分から)
関連リンク
国土交通省
・8月国際線、11.0%増201万人 国内線6.7%増1089万人=航空輸送統計(25年11月11日)
