エアバス, エアライン, 機体 — 2025年11月19日 17:10 JST

エア・ヨーロッパ、A350初導入へ 最大40機

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 エアバスは現地時間11月18日、スペインのエア・ヨーロッパ(AEA/UX)とA350-900型機を最大40機発注する覚書(MoU)を締結したと、開催中のドバイ航空ショー2025で発表した。同社が現在保有する機材はすべてボーイング機で、新たにA350を導入することで長距離機材の更新を図る。

エア・ヨーロッパのA350-900(イメージ、エアバス提供)

 エア・ヨーロッパが保有する機材は、ボーイング737-800型機と737 MAX 8、787-8、787-9の4機種。このうち787を長距離路線に投入する。以前はA330をリース導入していたが、2020年に退役している。

 同社は1986年に設立。マドリードを拠点とし、スペイン国内や欧州、北アフリカのほか、米大陸やカリブ海諸国へ乗り入れる。エア・ヨーロッパのフアン・ホセ・イダルゴ社長はA350-900について、「ラテンアメリカの主要路線でのゲームチェンジャーになる」との声明を発表した。

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