日本航空(JAL/JL、9201)傘下のLCCスプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)は10月6日、客室乗務員(CA)の旧制服をアップサイクル(作り替え)した商品を製作したと発表した。巾着やシュシュなど4種類の商品を用意し、社員有志が企画から縫製まですべての工程を担った。12日に本社で開催するイベントで販売するほか、12月からは機内でも取り扱う見通し。

スプリング・ジャパンのCA旧制服をアップサイクルした巾着(同社提供)
販売するのはミニポーチ、巾着、シュシュ、手提げバッグの4種類。巾着のひもにはスカーフを活用し、ジャケットのポケットを収納に活かした。シュシュはスカーフから製作し、手提げバッグはリバーシブルなデザインに仕上げた。アップサイクル品の一部は、千葉・成田市内にある本社で開催する「公津フェスタ」で販売する。
スプリング・ジャパンは就航10周年となった2024年8月1日に、CAの制服を現行の2代目にリニューアル。就航当初から着用した初代制服をアップサイクル品に仕上げた。製作にあたっては社内各所から有志を募り、プロジェクトチームを立ち上げ、企画、デザイン、旧制服の裁断、商品の縫製まですべてを担った。

スプリング・ジャパンのCA旧制服をアップサイクルしたシュシュ(同社提供)

スプリング・ジャパンのCA旧制服をアップサイクルした手提げバッグ(同社提供)

旧制服を着用するスプリング・ジャパンの客室乗務員(同社提供)

旧制服をアップサイクルし新商品を製作するスプリング・ジャパンの社員有志(同社提供)
関連リンク
スプリング・ジャパン
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