羽田空港で9月29日午前に発生した、解体作業中の格納庫が火元となった火災について、所有する空港施設(8864)は鎮火したと発表した。作業員は全員避難し、けが人は出ていないという。

火災が発生した羽田空港の格納庫付近(資料写真)=20年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
空港施設によると、29日午前9時ごろに屋根から出火。東京消防庁の消火活動で午前10時39分に鎮圧し、午前11時21分に鎮火した。
施設名は大型格納庫で、最寄り駅は東京モノレールの整備場駅。かつて航空会社が使用していたが、現在は解体工事中で入居テナントはなく、詳しい原因は調査中だという。
関連リンク
空港施設
緊急事態宣言直後の羽田空港
・【空撮】緊急事態宣言後の羽田空港、ANAとJAL大型機並ぶ 4月入り予約減(20年4月8日)
空港施設
・ピーチとANA系不動産会社、関空で格納庫の新事業 空きスペースをBJに(25年6月4日)
・ANA、投資ファンドの株主提案反対 空港施設めぐり定款変更要求(25年5月23日)
・JAL、投資ファンドの株主提案反対 空港施設めぐり定款変更要求(25年5月15日)
・空港施設、乘田前社長の再任反対票75% JAL・ANA反対で人事介入問題終結か(23年7月5日)
