エアライン, 空港 — 2025年9月12日 13:53 JST

ANAとJAL、9/12も羽田欠航112便 2万人超に影響、11日の雷雨

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 9月11日午後、東京と神奈川を中心に雷を伴った大雨が降った。前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や上空の寒気の影響によるもので、気象庁によると、11日午前0時の降り始めから12日午前5時までに、羽田空港近くの大田区羽田では104.0ミリの降水量を記録した。

9月11日午後4時の羽田空港付近の雨雲レーダー(日本気象協会のウェブサイトから)

 この影響により、羽田発着便に遅延・欠航が発生。全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)の2社だけでも11日と12日の2日間で計241便を欠航し、4万7000人以上に影響が出る見込み。このうち11日は129便が欠航し、2万7000人以上に影響が出た。また、羽田行きの一部が中部空港や関西空港などへのダイバート(目的地変更)もみられた。12日も影響が残り、2社合計で112便が欠航し、2万人以上に影響が出る見通し。

 ANAは11日に74便を欠航。約1万6700人に影響が出た。12日は機材の手配や乗務員の調整などで影響が残り、70便を欠航し約1万1800人に影響が出る見込み。

 JALは11日に55便を欠航。1万794人に影響が出た。12日も42便が欠航となり、8658人に影響が出る見通し。また、多くの運航便に遅延・欠航が発生していることから、JALグループは12日の羽田発国内線全便・全路線で空席待ちと当日アップグレードの受付を中止した。

関連リンク
気象庁
日本気象協会
羽田空港
全日本空輸
日本航空

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