企業, 空港 — 2024年5月28日 08:00 JST

四国の玄関口から街を元気に 高松空港がスタッフ募集[AD]

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 今年12月に開港35周年を迎える高松空港。JR高松駅まではリムジンバスで約45分の距離にあり、四国の玄関口に位置する空港として、国内線は羽田と成田、那覇の3路線、国際線はソウル(仁川)、上海(浦東)、台北(桃園)、香港の4路線が就航し、ベトナムや台湾の台中などからはチャーター便が乗り入れています。

 

 6年前の2018年4月に、国管理空港では2番目に民営化された高松空港の長期ビジョンは「アジア・世界とつながる、四国瀬戸内NO.1の国際空港」。コロナ前の旅客数を上回る見込みの2025年度は、4月から瀬戸内国際芸術祭や大阪・関西万博といった大型イベントが始まり、四国や西日本を巡る拠点の一つとしての役割が期待されます。

 うどんが有名な高松ですが、空港で働く人たちは日帰りでも楽しめるコンパクトさや、しばらく滞在しての島巡りと、おいしい食材や自然の豊かさが魅力だと言います。四国各地から集まった人たちが働く高松空港で、ランプハンドリング(グランドハンドリング)や旅客ハンドリング、空港営業に携わるスタッフにお話を聞きました。

開港35周年を迎える高松空港

納得いくマーシャリングにやりがい

 高松空港で、日本航空(JAL/JL、9201)などから貨物・ランプハンドリング業務を受託しているのは、四国電力グループの四国航空株式会社。ランプハンドリングを担当する八木翔也さんは地元・香川県出身で、新卒の際はコロナの影響で航空業界の採用がなかったことから異業種で働き、2022年11月に入社しました。

四国航空の八木翔也さん

 幼い頃から飛行機が好きで、高松空港にも足を運んだという八木さん。専門学校では、GSE(地上支援車両)と呼ばれる空港のさまざまな特殊車両に実習で触れる機会があり、入社後は貨物の搭降載で使うトーイングトラクターやベルトローダー、ハイリフトローダーなどの取り扱い資格を取得していきました。GSEは左ハンドルの車両が多く、徐々に慣れていったそうです。

 入社した1年半ほど前は国際線がまだ再開しておらず、国内線の貨物の搭降載などから仕事を覚えたという八木さんは、「荷物が崩れないようにするため、重いものは下に積むというようにパズルみたいです。慣れてくると、自然と積み方が見えてきます」と言います。

 ランプハンドリングで最もやりたかったのが、到着機を誘導するマーシャリング。1カ月くらいで慣れたものの、最初のころは迫ってくる飛行機に緊張したという八木さんは、納得のいく誘導ができると、やりがいを感じるそうです。

 今後の目標は、飛行機を出発時に牽引車で押し出す「プッシュバック」の資格を取得することだと話す八木さん。入社4-5年程度で資格取得の機会がまわってくるそうで、八木さんは今日も出発便を送り出しています。

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やり遂げた経験が大事

 高松空港のチェックインカウンターで、JAL便などの利用者を出迎える旅客ハンドリング業務も、四国航空のスタッフが担当しています。山﨑愛さんは入社11年目のグランドスタッフで、インストラクターとして後進の指導にもあたっています。

四国航空の山﨑愛さん

 四国航空は現在、JALとジェットスター・ジャパン(JJP/GK)、香港エクスプレス航空(HKE/UO)などの旅客サービス業務を担当。勤務は3-4日間働くと休みが入るパターンが基本で、1日9時間くらいの勤務が標準的だそうです。

 国内線では、保安検査を通過すると搭乗口の前に出るのが、国際線は出国審査や税関があり、保安検査場での液体物の取り扱いも異なります。山﨑さんは、飛行機に乗り慣れていない人も、迷わずに利用できる案内を心掛けているそうです。また、チェックインカウンターで座席を指定する乗客には、左の窓側A席であれば富士山が見られるなど、会話の中から喜んでもらえる提案をしています。

 後輩を指導する際は、「いったん自分で考えてもらうようにしています。世話焼きなので、そこ違うよ! と思わず言ってしまうんです」と笑う山﨑さん。「やり遂げた経験が大事だと思います」と、イレギュラー運航などに直面した時に、利用者の立場で物事を考えられるグランドスタッフに育っていく上で、自主的に動けることが大切だと考えています。

 「お客様との会話が楽しいです」という山﨑さんは地元出身。美しい自然に恵まれた香川県内では、父母ヶ浜(三豊市)の夕陽が沈む景色がおすすめだそうです。

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「そういう視点があったのか」

 2018年に民営化し、空港運営を担うのが高松空港株式会社。現在の中期計画最終年度となる2027年度には、国内線と国際線合わせて2019年度比14%増の年間230万人を計画しており、このうち国内線は5%増の182万1000人、国際線は66%増の48万人を目指しています。

高松空港株式会社の山田唯さん

 空港営業部の山田唯マネージャーは、民営化翌年の2019年に国内の航空会社から転職。現在は主に国内の航空会社を中心に営業しています。

 「コロナの時は始発がお昼からという時期もあり、空港で飛行機を見られないのは悲しかったです」と振り返る山田さん。コロナ前は自治体などと連携して路線誘致に携わっていましたが、「営業は仕事がなくなりました。航空会社も厳しく、飛ばしてくださいとも言えない状況でした」と、当時は路線の話をしなくても、人のつながりが途絶えないように心掛けてきたそうです。

 2023年5月にコロナの感染症分類が「5類」へ移行して以来、観光需要が急回復する一方、国内線は出張需要の回復遅れが全国的な課題になっています。「これまで飛行機に乗ってこなかった方々にアプローチしています」と、徳島県西部や愛媛県東部といった近隣地域へもアプローチをかけるなど、従来とは異なる需要の開拓に励んでいます。

 「路線誘致はやりたいことでした」と話す山田さんは、空港会社にさまざまなバックグラウンドを持つ人が集まっていることも、仕事のやりがいにつながっていると言います。「航空会社出身だと、航空会社の視点に偏りがちです。ここでは『そういう視点があったのか』と気づきにつながるのと、小さな会社なので仕事を任せてもらえます」と、銀行やIT業界、旅行会社などから集まった仲間から刺激を受けているそうです。

 「高松の方にいろいろな所へ行っていただきたいし、高松の良さを見て頂きたいです。いろいろな人が来てくだされば、街も元気になります。瀬戸内の空の玄関として、そういうふうになったらいいですね」

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高松空港株式会社の小幡義樹社長

 かつて高松駅と岡山県の宇野駅は宇高連絡船で結ばれていましたが、1988年4月に瀬戸大橋が開通すると、自動車や鉄道で本州と四国を往来できるようになりました。一方で高松駅からは、いまも四国各地へ鉄道で足を伸ばすことができます。高松空港株式会社の小幡義樹社長は「高松空港からバスで高松駅に行けば四国のどこへも行け、岡山にも、大阪にも、九州にも行けます」と、香川県内や四国、西日本と、さまざまな周遊型の旅行を楽しめるのが、高松空港の強みだといいます。

 そして、さまざまな職種の人たちが力を合わせて運航につなげるのが空港の仕事。「どこの部署で働いても、いい仕事をすれば飛行機に乗る人だけでなく、地域や街が元気になります」(小幡社長)と、高松から四国を元気にする仲間が待っています。

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