日本航空(JAL/JL、9201)を中核とするJALグループは11月20日、長崎空港発着の遊覧チャーターを12月10日早朝に実施すると発表した。空港の運用時間延長や24時間化に向けた取り組みの一環で、空港運用時間外の早朝出発で富士山と日の出を観賞する。
遊覧チャーターは、長崎空港を午前5時20分に出発し、午前8時20分に戻る。運航はJALグループのジェイエア(JAR/XM)で、機材はエンブラエル190(E190)型機を使用する。
記念品として搭乗証明書やオリジナルフライトタグ、阪急うめだ本店とカルビーが共同開発した「グランカルビー」2種セットを用意。機内での抽選会や、運航後にパイロットと客室乗務員による航空教室を開く。
企画・実施は社阪急交通社長崎支店。長崎空港ビルディングや長崎県空港活性化推進協議会もチャーターに協力する。旅行代金はクラスJ席が3万4800円、普通席が2万9800円。
長崎空港は国管理空港で、運用時間は午前7時から午後10時までの15時間。県や周辺自治体らが参画する長崎県空港活性化推進協議会は、長崎空港の24時間運用を目指しており、これまでにソラシドエア(SNJ/6J)が羽田-長崎線の早朝・夜間に臨時便を設定している。
関連リンク
【普通席利用】JALで行く 日本一の山 富士山と日の出遊覧チャーター(阪急交通社)
日本航空
長崎空港
・長崎空港24時間化へ、ソラシド12月も早朝・夜間便(23年10月11日)
・ソラシド、9月も長崎早朝・夜間便 空港24時間化へ実証運航(23年8月29日)
・長崎空港24時間化へ、ソラシド早朝・夜間臨時便 8月に羽田から(23年7月25日)