エアライン — 2022年8月23日 19:23 JST

九州の航空3社、国内初ANA/JAL超えコードシェア ANAが天草・JAC、JALがORCと

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 九州の地域航空会社3社と全日本空輸(ANA/NH)、日本航空(JAL/JL、9201)の5社が出資する地域航空サービスアライアンス有限責任事業組合(EAS LLP)は8月23日、国内初となる大手2社の系列を超えたコードシェア(共同運航)を、冬ダイヤ初日の10月30日から始めると発表した。航空券は8月30日から販売する。

大手2社の系列を超えたコードシェアを始める地域航空サービスアライアンス加盟5社の客室乗務員(同アライアンス提供)

地域航空サービスアライアンスのコードシェア対象路線(同アライアンス提供)

 EAS LLPを構成する九州の地域航空会社は、天草エアライン(AHX/MZ)、オリエンタルエアブリッジ(ORC/OC)、日本エアコミューター(JAC/JC)の3社。今回の取り組みでは、ANAが天草エアとJAC運航便の座席を、JALがORC便をそれぞれ販売可能になる。九州3社は、既存のコードシェアなどの提携に加え、今回の取り組みで利用拡大につなげる。

 コードシェアの対象路線は、ANAと天草エアが天草-熊本、福岡の2路線8便。ANAとJACは鹿児島発着が種子島、屋久島、奄美大島、徳之島、喜界島、与論、沖永良部の7路線、奄美大島発着が喜界島、徳之島、与論の3路線、那覇発着が沖永良部、奄美大島の2路線、福岡-屋久島線、徳之島-沖永良部線で計14路線44便、JALとORCは長崎発着が壱岐、五島福江、対馬の3路線、福岡発着が対馬、五島福江の2路線で計5路線22便となる。

 EAS LLPは2019年10月25日設立。天草エアとORC、JACの九州3社と大手2社の5社が出資し、経営環境が厳しい地域航空会社が存続できるよう、ANAとJALの系列の垣根を越えた取り組みを進めている。

天草エアラインの「みぞか号」=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

JACのATR通算11号機ATR42-600 JA11JC=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

オリエンタルエアブリッジのQ200=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

関連リンク
天草エアライン
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EAS LLP – 地域航空サービスアライアンス有限責任事業組合(Facebook)

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