エアライン, 官公庁 — 2020年5月22日 08:15 JST

EASAとECDC、欧州の旅客便再開へ安全管理ガイドライン

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 EASA(欧州航空安全庁)とECDC(欧州疾病予防管理センター)は、航空会社が旅客定期便の運航を再開する場合の乗客や乗員の安全確保措置を定めた共同文書を発行した。EU(欧州連合)からガイドラインの策定を命じられており、航空産業の再開に向けて欧州としての統一基準を定めた形だ。

旅客定期便の本格再開に向けEASAとECDCが安全管理ガイドラインを策定=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 共同文書では、物理的距離の確保や医療用マスクの着用、手指消毒に加え、機内の空気が地上よりも清潔であることの証明などを求めている。乗客や乗員、空港係員など、職種に応じて安全措置の必要性を個別に定める。

 欧州委員会の運輸担当委員であるアディナ・バリーン氏は「乗客・乗員の安全は航空業界において常に最重要だ。発表された文書は、空の旅が安全であると安心してもらい、業界がパンデミックの影響から回復するのに有効だ」と期待感を述べた。

関連リンク
EASA
ECDC

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