エアバス, エアライン, 機体 — 2013年1月29日 05:30 JST

セブパシフィック航空、シャークレット装備A320初号機を受領

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 エアバスは現地時間1月21日、セブパシフィック航空(CEB)が燃料消費を改善する翼端の「シャークレット」を装備したA320の同社向け初号機を受領したと発表した。

セブパシフィック航空のシャークレット装備A320初号機=13年1月 PHOTO: H. Gousse, em company/Airbus

 軽量な複合材で作られたシャークレットは従来のウイングチップ・フェンスに替わるもので、長さが約2.4メートル。空力性能を向上させて燃料消費を約4%削減する。

 CEBは現在34機のA320ファミリーを運航中。18機のA320と30機のA321neoを含む48機を発注済み。

 シャークレットは燃料コストを節約するだけではなく、航続距離を約100海里(約185キロメートル)延ばし、ペイロードを最大450キログラム増加させる。A320ファミリーの新造機にオプションで提供し、2015年就航予定のエンジン換装型のA320neoファミリーでは標準装備となる。

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