エアライン, 需要, 需要予測 — 2026年7月31日 20:50 JST

お盆国際線、ハワイ予約好調 国内線は伸び悩み

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 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)など国内の航空11社は7月31日、お盆期間の予約状況を発表した。国際線はハワイ方面が好調で、ANAはお盆として過去最高の予約数で、予約率も90%を超えている。JALは予約数が前年同期を下回っているものの、予約率は前年を上回っているという。国内線は北海道・沖縄方面が好調な一方、予約数と予約率が前年を下回っているところが目立った。対象期間は8月7日から16日までの10日間。

航空各社が発表したお盆期間の予約状況(各社の発表資料からAviation Wire作成)

 11社の発表値を合計すると、予約数は国際線が前年同期比2.6%減の59万4247人、国内線は1.3%減の328万8753人。提供座席数は国際線が1.0%増の75万9852席で、国内線は0.5%増の411万1657席となった。11社平均の予約率は国際線が2.9ポイント低下し78.2%、国内線は1.5ポイント低下し80.0%となっている。

ANA

伸び悩む各社のお盆国内線=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAの予約数は、国際線が前年同期比0.5%増の24万7607人で、国内線が2.8%減の144万4146人。提供座席数は国際線が3.4%増の30万9113席で、国内線は1.2%減の172万8457席となった。予約率は国際線が2.4ポイント低下し80.1%、国内線は1.4ポイント低下し83.6%となっている。

 国際線の予約数は北米と欧州、ハワイが前年同期を上回り、中国大陸とアジア・オセアニアは下回った。ハワイ路線の予約数は2.5%増の23,275人で、お盆の過去最高を記録。提供座席数は0.2%減の2万5660席で、予約率は90.7%となっている。国内線は全方面で予約数が前年同期を下回っている。

 期間中のピークは、国際線は下り(日本発)が8月8日(90.7%)、上り(日本着)は15日(86.0%)。国内線は下りが8日(91.7%)、上りは16日(87.0%)が最も高い。

JAL

 JALグループの予約数は、国際線が前年同期比10.5%減の19万3515人で、国内線は0.4%減の102万2065人。提供座席数は、国際線が1.8%減の25万7257席、国内線は0.5%増の132万8230席となった。予約率は国際線が7.3ポイント低下し75.2%、国内線は0.7ポイント低下し77.0%となっている。

 国際線の方面別予約数は、5方面すべてで前年を下回っている。ハワイ・グアムの予約数は6.2%減の2万3342人。提供座席数は8.8%減の2万7080席で、予約率は86.2%で前年同期を上回っている。国内線の予約率は、北海道・沖縄で80%を超えている。

 期間中のピークは、国際線は下り(日本発)が8月8日(92.6%)、上り(日本着)が15日(85.9%)。国内線は下りが11日(86.5%)、上りも11日(81.4%)が最も高い。

スカイマーク

 スカイマークの予約数は、国内線が前年同期比2.0%増の23万179人、提供座席数は4.8%増の29万3112席。予約率は2.1ポイント低下し78.5%となっている。国際線は運休が続いている。

 搭乗日別の国内線予約率は、下りが8月8日(88.6%)、上りは15日(85.1%)が最も高い。

スターフライヤー

 スターフライヤー(SFJ/7G、9206)の予約数は、国内線が8.3%減の4万1197人、提供座席数は1.3%減の5万8322席。予約率は5.3ポイント低下の70.6%となっている。国際線は運休中で、9月2日の再開を予定している。

 搭乗日別の国内線予約率は、下りは8月7日の79.2%、上りも7日の76.5%が最も高い。

エア・ドゥ

 エア・ドゥ(ADO/HD)の予約数は、前年同期比9.9%減の7万3264人、提供座席数は3.4%減の8万7544席。予約率は6.0ポイント低下し83.7%となった。

 搭乗日別の予約率は、下り(北海道着)が8月8日の95.2%、上り(北海道発)は11日の85.3%が最も高い。

ソラシドエア

 ソラシドエア(SNJ/6J)の予約数は、前年同期比1.2%減の7万28人、提供座席数は7.0%減の8万4528席。予約率は4.8ポイント上昇し82.8%となった。

 搭乗日別の予約率は、下りが8月7日の86.4%、上りは16日の91.6%が最も高い。

ピーチ・アビエーション

 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)の予約数は、国際線が前年同期比2.2%減の7万3064人、国内線が3.0%増の18万4959人、提供座席数は国際線が3.1%増の9万5460席、国内線が10.4%増の24万6224席。予約率は国際線が4.1ポイント低下し76.5%、国内線が5.5ポイント低下し75.1%となった。

ジェットスター・ジャパン

 ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の予約数は、国際線が前年同期比58.4%増の2万8052人、国内線が0.7%減の14万3973人、提供座席数は国際線が54.6%増の3万1940席、国内線が1.7%減の18万4520席。予約率は国際線が2.1ポイント上昇し87.8%、国内線が0.8ポイント上昇し78.0%となった。

 搭乗日別の予約率は、国際線は日本発が8月7日(94.1%)、日本着は13日(90.5%)が最も高い。国内線は下りが8日の85.0%、上りは15日の79.9%が最も高い。

スプリング・ジャパン

 スプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)の予約数は、国際線が前年同期比38.6%減の1万1544人、国内線が2.25倍の1万2377人。提供座席数は、国際線が34.2%減の1万8522席、国内線が2.80倍の2万1168席となった。予約率は、国際線が4.4ポイント低下し62.3%、国内線が14.0ポイント低下し58.5%となっている。

 搭乗日別の予約率は、国際線は日本発が8月7日(82.4%)、日本着は11日(60.2%)。国内線の下りが8日の70.4%、上りは12日の65.3%が最も高い。

ZIPAIR

 JAL傘下のZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)の国際線予約数は前年同期比10.9%増の4万465人、提供座席数は5.7%減の4万7560席となった。予約率は12.8ポイント上昇し85.1%となっている。

 搭乗日別の予約率は、下り(日本発)が8月7日の99.6%、上り(日本着)は15日の91.0%が最も高い。

FDA

 フジドリームエアラインズ(FDA/JH)の予約数は1.4%減の6万6565人、提供座席数は0.6%減の7万9552席。予約率は0.6ポイント低下し83.7%となっている。

 2026年度の値にはJALとのコードシェア(共同運航)を含むが、前年度分には含んでいない。

関連リンク
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