エアライン, 官公庁 — 2026年6月26日 23:50 JST

大韓航空・アシアナ合併、韓国当局が条件付き認可 12/17統合

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 韓国国土交通部は現地時間6月25日、大韓航空(KAL/KE)によるアシアナ航空(AAR/OZ)の合併を条件付きで認可した。両社は12月17日に合併して「統合大韓航空」が発足する予定で、大韓航空は安全運航体制の変更検査や海外航空当局の認可など、残る手続きを進める。

大韓航空とアシアナ航空の合併を韓国国土交通部が条件付きで認可=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国土交通部は、大韓航空が提出した統合計画の履行状況を継続的に点検する必要があることに加え、安全運航体制の変更検査や海外航空当局の認可手続きが残っていることを踏まえ、条件付きで認可した。合併後も航空の安全性や利用者の利便性が低下しないよう、管理・監督を続けるとしている。

 韓国1位と2位の大手航空会社による合併となることから、航空産業や消費者、雇用、法律、会計の専門家で構成する合併諮問団が審査に参加。研究機関や会計法人による検討も実施し、新規の航空事業免許を交付する際に準じる水準で審査した。法令上の要件を満たしていることを確認し、免許諮問会議を経て認可したという。

 大韓航空とアシアナ航空は5月13日に開いたそれぞれの取締役会で合併契約を承認し、翌14日に契約を締結した。合併後は大韓航空が存続会社となり、アシアナ航空の資産や負債、権利・義務、従業員を承継する。

 アシアナ航空12月16日午後11時59分をもって、航空連合「スターアライアンス」を脱退する。統合後は、アシアナ航空のマイレージ制度「アシアナクラブ」の上級会員資格を、大韓航空の「SKYPASS(スカイパス)」の相当する上級会員資格へ移行し、大韓航空が加盟する「スカイチーム」の特典を適用する。

 統合後は大韓航空のAOC(航空運送事業の許可)を維持し、アシアナ航空の保有機材や安全運航システムを大韓航空の運航体制に組み込む。大韓航空は運航規程や運用基準の変更認可など、国内外の航空当局による手続きを進める。

 大韓航空は2024年12月、アシアナ航空の新株約1億3158万株を取得し、議決権の63.88%を保有する親会社となった。アシアナ航空は現在、大韓航空の子会社として別法人で運航しており、今回の認可は両社を一つの法人に統合するためのものとなる。

 両社の統合は、大韓航空が2020年11月にアシアナ航空の買収を決めたことで始まった。大韓航空は2024年12月までに、米国やEU(欧州連合)、日本など13の海外競争当局と韓国公正取引委員会による企業結合審査を終え、アシアナ航空を子会社化した。

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