エア・ドゥ(ADO/HD)の2026年3月期決算(非連結)は、純利益が50.2%減の12億300万円で、減益だったものの4期連続の最終黒字となった。2027年3月期の業績見通しは、営業収入は増収、営業利益と経常利益はそれぞれ減益を見込む。

26年3月期は4期連続で黒字となったエア・ドゥ=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
営業収入は前年同期比0.4%増の534億7100万円、営業利益は39.4%減の20億100万円、経常利益は43.3%減の17億9600万円。営業費用は3.0%増の514億7000万円で、このうち事業費は3.7%増の472億4500万円となり、販売費及び一般管理費は4.0%減の42億2500万円となった。
財務状況は、純資産が2025年3月末から30億5400万円増加し150億2100万円となった。自己資本比率は5.9ポイント上昇し34.0%になった。
全日本空輸(ANA/NH)とのコードシェア分を除いた旅客数は、2.7%増の261万151人、提供座席数は0.3%減の306万席、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は0.1%減の29億1200万5000席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は2.9%増の24億8392万1000人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は2.5ポイント上昇し85.3%だった。
2027年3月期の業績見通しは、旅客数の増加と単価向上により、営業収入が過去最高を予測。一方で、原油市況の上昇により費用の増加を見込む。営業収入555億円(26年3月期比20億2900万円増)、営業利益9億円(11億100万円減)、経常利益6億円(11億9600万円減)、営業利益率1.6%(2.1ポイント低下)を見込む。エア・ドゥは、コロナ後初の業績予想となった2023年5月29日発表の2024年3月期の見通しから、純利益の開示を見送っている。
エア・ドゥは宮崎を拠点とするソラシドエア(SNJ/6J)と、共同持株会社「リージョナルプラスウイングス」(RegionalPlus Wings)を2022年10月3日に設立。同持株会社の2026年3月期連結決算は、純損益が14億4900万円の黒字(前期25年3月期は5億2300万円の赤字)、営業収入が3.3%増の1088億100万円、営業利益が5.6%減の34億3100万円、経常利益が30.7%減の23億6800万円だった。
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