日本航空(JAL/JL、9201)と沖縄電力(9511)グループの沖電工(那覇市)は、那覇空港の貨物ターミナルで、水素を燃料とする燃料電池フォークリフト(FCFL)と水素充填システムの実証事業を始めた。動力源を水素に置き換えることで、CO2(二酸化炭素)排出量の削減を目指す。

沖電工と水素燃料電池フォークリフトの実証を始めたJAL(同社資料から)
今回の実証では、豊田自動織機(6201)製FCFL1台と、水素充填システムを導入。FCFLは、約3分の水素充填で約8時間の連続稼働でき、稼働時にCO2や環境負荷物質を排出せず、水のみを排出するクリーンな性能が特徴となっている。
FCFLと水素充填システムは、沖電工が内閣府沖縄総合事務局の「令和6年度沖縄型クリーンエネルギー導入促進実証事業費補助金」を活用して導入したものを用いる。1月20日から2月13日までの期間中、JALは実際の貨物積み下ろし作業での実用性を確認し、沖電工は空港内への水素供給体制の検証を進める。

沖電工と水素燃料電池フォークリフトの実証を始めたJAL(同社資料から)
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・3分で水素充填、羽田空港で燃料電池フォークリフト試用 空港施設がJAL・ANA貸出(23年12月5日)
