キャセイパシフィック航空(CPA/CX)は9月2日、福岡就航60周年イベントを同空港国際線ターミナルで開催した。福岡就航当時から現在までの歴代制服を着用したキャセイのグランドスタッフ(地上旅客係員)が、乗客を出迎えた。

福岡就航を記念し歴代制服を着用したキャセイパシフィック航空のグランドスタッフ=25年9月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

福岡就航当時の制服を着用し記念品を手にするキャセイパシフィック航空のグランドスタッフ=25年9月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
福岡発香港行きCX589便(ボーイング777-300ER型機、登録記号B-KPO)の乗客には、記念品としてキャセイのオリジナル木製せんすと、福岡空港を運営する福岡国際空港(FIAC)のオリジナルトートバッグがプレゼントされた。
キャセイの日本路線は福岡のほか、羽田、成田、関西、新千歳、中部の5都市6空港へ香港から乗り入れている。日本への初乗り入れは、1959年7月4日の香港-羽田線で、台北経由だった。
香港からのインバウンド(訪日客)は、日本で今年7月に大規模な地震が起きるとの噂が広まった影響を受け、ロードファクター(座席利用率)が50%を割り込んだり、減便や運休を決める航空会社の動きが多くみられた。
キャセイの山本次朗福岡空港支店長によると、同社の福岡線に限定すると、この噂の影響は受けず、通常と変わらないロードファクターで推移していたという。「リピーターも多く、東京や大阪とは違った魅力を感じられているようだ。ラーメンも、博多のとんこつラーメンは、ほかのラーメンとは別だとして、おみやげに買って帰る人も多い」と、香港の人にとって、福岡は魅力的な旅行先になっているという。

福岡就航を記念し歴代制服を着用して接客するキャセイパシフィック航空のグランドスタッフ=25年9月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

福岡就航を記念し歴代制服を着用して接客するキャセイパシフィック航空のグランドスタッフ=25年9月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

福岡空港に着陸するキャセイパシフィック航空の香港発 CX588便=25年9月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

福岡空港に着陸するキャセイパシフィック航空の香港発 CX588便=25年9月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

福岡空港の58番スポットへ向かうキャセイパシフィック航空の香港発 CX588便=25年9月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

福岡空港へ到着するキャセイパシフィック航空の香港発 CX588便=25年9月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
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