日本航空(JAL/JL、9201)が7月30日に発表した2025年4-6月期(26年3月期第1四半期)連結決算(IFRS)は、純利益が前年同期比93.7%増の270億8100万円だった。売上収益は2010年1月の経営破綻後の4-6月期としては過去最高を更新し、事業活動による利益を示すEBIT(財務・法人所得税前利益)は破綻前も含めて同期として過去最高を記録。純利益は2015年4-6月期の326億1000万円に次ぐ過去2番目となった。
2026年3月期の通期連結業績予想は据え置き、純利益は前期(25年3月期)比7.4%増の1150億円を目指す。
—記事の概要—
・25年4-6月期
・FSC
・LCC・非航空
・財務・為替・配当
・26年3月期予想
25年4-6月期
4-6月期の売上収益は11.1%増の4710億8300万円、EBITは2.1倍の455億600万円と、増収増益となった。事業構造改革やコスト削減に加え、燃油価格の下落や為替が円安から円高に推移したことで増益につながった。
25年4-6月期決算を発表するJALの斎藤祐二副社長=25年7月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
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