空港 — 2016年2月28日 14:30 JST

伊丹空港、2年連続で定時性世界一 英OAG調査、小規模部門

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 伊丹空港(大阪国際空港)を運営する新関西国際空港会社は、世界の航空関連情報を提供する英国のOAGが実施した定時運航率調査「OAG Punctuality League 2015」で、小規模空港部門の世界第1位を獲得したと2月25日に発表した。2015年に続き、2年連続となった。

英OAG調査で定時性が小規模部門の世界1位になった伊丹空港=15年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同調査は、2015年1年間(暦年)の世界の定期便運航データのうち、定刻から遅延15分未満に出発や到着した便の割合を算出。カテゴリー別に、定時運航率ランキングをまとめた報告書で、小規模空港部門は出発便の年間提供座席数が、1000万席未満の空港が対象となる。

 伊丹の定時運航率は、前回の93.2%から今回は93.85%に向上。新関空会社では、「乗客に接する係員だけでなく、運航を直接支える係員など、空港関係者のチームワークが定時運航につながり、評価をいただけたことを大変光栄に受け止めている」とコメントしている。

 第2位以下の数値は、ベルギーのブリュッセル・サウスシャルルロワ空港が93.61%、第3位はパナマのトクメン国際空港で92.55%だった。

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