エアバス, エアライン, 機体 — 2014年8月5日 07:23 JST

スカンジナビア航空、独ショットの機内LED照明 15年から

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ドイツの特殊ガラスメーカー、ショットAGはこのほど、ルフトハンザ・テクニーク社との共同開発した発光ダイオード(LED)照明装置「ヘリオジェット」をスカンジナビア航空(SAS/SK)が導入すると発表した。SASは同照明装置のローンチカスタマーとなる。

赤と緑、青、白の4色タイプの「ヘリオジェット(TCS)」(ショット提供)

 SASはエアバスA330型機とA340型機の客室改装の一環として搭載し、2015年に導入する見込み。

 ヘリオジェットは均一な照明光が特徴で、従来のLED照明に比べて使用するLED数を約5分の1に削減。信頼性やメンテナンス性が向上し、コスト軽減につなげられる。

 赤と緑、青、白の4色タイプの「ヘリオジェット(TCS)」は、両端に取り付けた4色のLED光をガラスエレメントから照射。4色タイプは既存のものと異なり、個別にLED光を制御できる。センサーの性能向上で、これまでLED照明の弱点であった色ムラや演色性の乏しさを解消し、色合いを改善した照明が行えるようになったという。

関連リンク
ショット
Lufthansa Technik
スカンジナビア航空

独ショットの機内LED照明、エアバス機で採用へ(13年4月11日)