エミレーツ航空、777-300ERにペレ氏サイン　一部機内で試合生中継

　エミレーツ航空（UAE/EK）はブラジルW杯の開催に合わせ、ボーイング777-300ER型機にブラジルサッカー界の重鎮、ペレ氏のサインを施した「ペレ機（Pelé-ane）」をこのほど公開した。今夏、ドバイ－サンパウロ線に導入する。

ペレ氏のサインを施した777-300ER（エミレーツ航空提供）

777にサインするペレ氏（エミレーツ航空提供）

　ペレ機はW杯開幕日の6月12日、777型機2機に塗装済み。今後、エアバスA380型機1機にも導入する。ブラジルW杯のロゴを115機の777にも塗装している。

　6月12日から7月13日までのW杯開催期間中は、16機の777の機内で全64試合を生中継する。全クラスが対象で、機内エンターテイメントシステムを利用して提供する。

　UAEは大会期間中、ドバイ－リオデジャネイロ線とドバイ－サンパウロ線で、1万8000人以上の利用客を見込む。

　ペレ氏は過去3度のW杯でブラジルを優勝に導き、世界中で「サッカーの王様」とたたえられている。

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