JAL、新型コンテナで燃費向上　40％軽量化

　日本航空（JAL、9201）は5月7日、40％軽量化した新型のLD-3貨物コンテナを480台導入し、運用を開始した。1台あたりの重量は従来の99キログラムから41キログラム軽量化し、58キログラムとなった。

40％軽量化した新型コンテナ（JAL提供）

　素材はアルミから合成樹脂に変更。ハニカム（＝蜂の巣）構造を採用し、軽量化と高強度を実現した。製作はCargo Composites（カーゴ・コンポジッツ）社。

　ボーイング777-300ER型機に搭載した場合、最大でLD-3コンテナを44台搭載できるため、1804キログラムを軽量化できる。成田－ニューヨーク線の場合、片道で800リットルの燃料軽減につながる。

関連リンク
日本航空
Cargo Composites