エアライン, 機体 — 2013年7月17日 11:48 JST

リンク、14年3月就航へ 福岡-宮崎線など3路線 初号機は10月受領

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 航空事業への参入を目指す地域航空会社リンクは7月16日、2014年3月就航を目指して国土交通省へ航空運送事業の許可申請を12日付で提出したと発表した。就航時の計画路線は、福岡-宮崎線と福岡-松山線、北九州-松山線の3路線。

リンクが導入するATR 72-600(ATR提供)

 各路線の便数は、福岡-宮崎線が1日5往復程度、福岡-松山線が1日3往復程度、北九州-松山線が1日2往復程度で計画している。機材はATRのターボプロップ機ATR 72-600型機(68席から74席)で、3機をすべてリースで導入する。3機のリース契約は、6月13日にリース会社NAC aviation Norway A/Sと締結した。

 ATRの旅客機が日本の航空会社に導入されるのは初めてで、初号機は今年10月末に納入される予定。14年3月の就航時は2機体制でスタートし、就航約1カ月後に3機体制とする見通し。3号機の運航開始後は、福岡-宮崎線の増便と北九州-宮崎線の新設を計画している。リンクによると、就航地は機体を有効活用できる、運航拠点の福岡と北九州両空港を起点として300から500kmの範囲で選定したという。

 リンクは昨年4月に設立。10月にスターフライヤー(SFJ、9206)と航空運送事業の立ち上げ支援について基本合意を締結した。SFJの支援の下、九州内をはじめ四国、中国、関西方面の国内線や、近距離国際線の就航を検討していく。日本初の「リージョナルLCC」として、主要都市と近距離の地方都市を結び、機内では飲み物や基本的なサービスを無償提供する。

 昨年10月のSFJとの提携発表の場で、株式上場を就航2年目の経営目標に掲げていた。この点については、堅実に進めたいとしており、当初計画よりも後ろ倒しになる可能性があるという。

 運賃やダイヤは今後発表する。機体デザインは今年10月の発表を予定している。

 ATR 72-600の満員時の航続距離は900海里(1665km)。エンジンはプラットアンドホイットニー・カナダ製PW127Mで、最大離陸重量は2万3000kg、最大積載量は7500kg。

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