エアライン — 2013年5月25日 11:25 JST

自転車で訪日需要喚起 スクート、台湾のレース参加者支援

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 6月1日と2日に長野県と群馬県の7自治体が連携して開催する自転車レースイベント「第4回グランドフォンド軽井沢」に、台湾から22人のサイクリストが低コスト航空会社(LCC)スクート(SCO)の協賛で参加する。

サイクリストのレース参加支援で訪日需要を喚起するスクート=12年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同イベントは軽井沢の浅間山ろく120キロメートルに及ぶ山岳コースを自転車で走るレース。2010年に第1回が開かれて500人が参加し、昨年は1500人が参加する自転車イベントに成長している。

 SCOによると、台湾では自転車の人気が高く、台北市内では地下鉄に自転車の持ち込みが許可され、週末は多くのサイクリストが郊外の専用コースを楽しんでいるという。

 昨年10月に就航したSCOは、台北経由で成田とシンガポールを結ぶ。同イベントには22人のサイクリストが、同社の協賛で参加予定。

 日本へのサイクリスト誘致はガルーダ・インドネシア航空(GIA)も行っており、可処分所得が多い層が楽しむ自転車はアジアからの訪日需要開拓のキーワードとなっている。

関連リンク
スクート
グランフォンド軽井沢
ガルーダ・インドネシア航空

ガルーダのサタル社長、新ファーストクラスに自信 11月から777-300ERをロンドン線投入

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post