エアライン, 企業 — 2017年12月13日 23:10 JST

JAL、HAKUTO運営の宇宙スタートアップ出資

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 日本航空(JAL/JL、9201)は12月13日、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業のispace(アイスペース、東京都港区・袴田武志社長)と、資本業務契約を締結したと発表した。JALがispaceの第三者割当を引き受け、3億円出資する。

ispaceが開発するランダーのコンセプトモデルイメージ(JAL提供)

 ispaceは日本初の民間月面探査チーム「HAKUTO(ハクト)」を運営。国際宇宙開発レース「Google Lunar XPRIZE(グーグル・ルナ・エクスプライズ、GLXP)」に日本で唯一挑戦するチームで、月面探査機「ローバー」による世界初の民間月面探査を目指す。

 ispaceは13日に、第三者割当増資を完了したと発表。引受先はJALのほか、産業革新機構と日本政策投資銀行(DBJ)、東京放送ホールディングス(9401)、コニカミノルタ(4902)、清水建設(1803)、スズキ(7269)、電通(4324)、リアルテックファンド、KDDI(9433)、凸版印刷(7911)、スパークス・グループ(8739)の計12社で、スタートアップ企業による製品企画や開発、技術開発段階での投資ラウンド「シリーズA」では国内過去最高額となる、101億5000万円を調達した。

 ispaceは、独自開発する月着陸船を2020年末までを目途に2回打ち上げる。第1段階として、2019年末ごろに月周回軌道へ投入し、軌道上からの月探査を実施し、第2段階として2020年末ごろに月面に軟着陸してローバーによる調査を計画している。

 JALは出資のほか、共同プロモーション活動や輸送、整備、運航に関わる協働、宇宙旅行事業に関わる協働を進めていく。

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