エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2017年12月6日 17:20 JST

フィジー・エアウェイズ、9年4カ月ぶり日本再就航へ 18年7月、週3往復

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 フィジーの国営航空会社、フィジー・エアウェイズ(FJI/FJ)は12月6日、ナンディ-成田線を2018年7月に再開すると発表した。同社は2009年3月以来、9年4カ月ぶりに日本路線を再就航する。

フィジー・エアウェイズのA330(同社提供)

—記事の概要—
9年4カ月ぶりに再就航
19年冬以降増便も
直行便で9時間
長距離はA330、近距離は737

9年4カ月ぶりに再就航

 7月3日から火曜と金曜、日曜の週3往復を運航する。運航機材はエアバスA330-300型機(313席:ビジネス24席、エコノミー289席)かA330-200(273席:ビジネス24席、エコノミー249席)を投入する。

 成田行きFJ351便はナンディを午後1時25分に出発し、午後7時30分に到着する。ナンディ行きFJ350便は成田を午後9時25分に出発し、翌日午前9時5分に到着する。

 フィジー・エアウェイズは2009年3月まで、ナンディ-成田線を当時「エア・パシフィック航空」で運航していた。

19年冬以降増便も

18年7月の日本再就航を発表するフィジー・エアウェイズのカバリエCCO=17年12月6日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 国土交通省はフィジーの航空当局は2016年7月、両国の航空会社が週3往復ずつ合計週6往復の乗り入れで合意。このほか、2019年冬ダイヤ以降は週4往復ずつ、計8往復を運航できる。

 都内で会見に臨んだフィジー・エアウェイズのマーク・カバリエCCO(最高コマーシャル責任者)は、19年冬ダイヤ以降の増便について「路線が成功すれば、増便を検討したい」と述べるに留め、「ネットワークを活かして南太平洋の国々に行ける」と、ナンディに午前中に到着する利便性を強調した。

 カバリエCCOは「フィジーには333の島々がある。美しさと文化を楽しんで」と述べ、ハネムーン客や家族連れのほか、熟年層の観光需要を獲得したいとした。

直行便で9時間

 現在は日本-フィジー間に直行便はない。再就航により、およそ9時間でフィジーに到着する。現在、フィジーに向かう場合は、ソウル(仁川)乗り継ぎの大韓航空(KAL/KE)便や、パプアニューギニアのポートモレスビー乗り継ぎのニューギニア航空(ANG/PX)便のほか、香港やシンガポールからのフィジー・エアウェイズ便利用などの方法がある。

 日本での同社代理店を務めるエア・システムによると、価格面から大韓航空やニューギニア航空を利用するケースが多いという。

長距離はA330、近距離は737

 フィジー・エアウェイズは長距離路線用にA330を、近距離路線用にボーイング737型機を導入している。A330-300は1機、A330-200は3機を保有。香港やシンガポール線などに投入している。

 豪州など、近距離国際線は737を導入。164席(ビジネス8席、エコノミー156席)の737-800は4機、122席(ビジネス8席、エコノミー114席)の737-700は1機を運航している。

 このほか、国内線や近隣諸国への路線用にATR72-600型機やATR42-600などを、子会社のフィジーリンクが保有している。

 2018年以降、A330-300のほか、737 MAX 8も導入する。

運航スケジュール
FJ351 ナンディ(13:25)→成田(19:30)運航日:火金日
FJ350 成田(21:25)→ナンディ(翌日09:05)運航日:火金日

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Fiji Airways
フィジー・エアウェイズ(エア・システム)

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