エアライン — 2016年10月20日 17:30 JST

デルタ航空、18年から新制服 メイン色に米国パスポートの紫

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 デルタ航空(DAL/DL)は2018年から、制服を刷新する。メインカラーに米国のパスポートと同じ濃い紫色などを採用した。1-3月期(第1四半期)から、客室乗務員(CA)や地上旅客係員、整備士など約6万人が着用する。

2018年から導入する客室乗務員用制服(デルタ航空提供)

デルタ航空の新制服をデザインするザック・ポーゼン氏(同社提供)

 ニューヨークを拠点とするデザイナー、ザック・ポーゼン氏がデザインした。濃い紫色は「パスポート・プラム」と命名。このほか「クルージング・カーディナル」と名付けた深い紅色と、「グランドスピード・グラファイト」と名付けた濃いグレーの3色をメインカラーにした。

 新制服は現地時間10月18日、米アトランタでお披露目した。12月からおよそ1000人が試着し、2018年から本格導入する。

 またポーゼン氏は、整備士やグランドハンドリング係員など、利用客と接しない職種の制服も監修。米アパレルメーカーの「ランズエンド」が製作した。

 デルタ航空がCAなどの制服をリニューアルするのは、2006年以来10年ぶり。整備士などの制服は、2000年以来16年ぶりの刷新となる。

 ポーゼン氏はニューヨーク出身。ニューヨークとロンドンでデザインを学び、2001年にモダン・アメリカン・グラマーをテーマにした、最初のコレクションを発表した。デルタ航空によると、職人的なクラフトマンシップや身体構造を重視したデザイン、テキスタイルの巧みな利用が特色だという。バッグやアクセサリー、サングラス、小物などを扱うブランドも展開する。

2018年から導入する地上旅客係員用制服(デルタ航空提供)

2018年から導入する貨物スタッフ用制服(デルタ航空提供)

2018年から導入する整備部門「デルタ・テックオプス」用制服(デルタ航空提供)

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