エアライン, 企業, 空港 — 2025年7月14日 21:26 JST

羽田空港とJAL、パン耳から発泡酒第2弾 JALプラザなどで7/15から販売

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 羽田空港のターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)と、日本航空(JAL/JL、9201)傘下の商社JALUX(ジャルックス)は7月14日、羽田空港で販売されるサンドウィッチの製造過程で出たパンの耳をアップサイクルしたオリジナル発泡酒「Bready to Fly」の第2弾を15日から空港内で販売すると発表した。

羽田空港で日本空港ビルデングとJALUXが販売するパンの耳をアップサイクルしたオリジナル発泡酒「Bready to Fly」の第2弾(JALUX提供)

 飲みやすさにこだわった「アンバーエールタイプ」と「ウィートエールタイプ」の2種類。羽田空港内で空ビルが運営する「PIER」と、JALUXが運営する「JAL PLAZA」で扱う。サンドウィッチの製造過程で出るパンの耳を、発泡酒の原料となる麦芽の約15%に代替使用することで、食品ロス削減につなげる。

 いずれも廃棄予定の食材を活かしたクラフトビールを手掛けるBeer the First(横浜市神奈川区)との協業で、容量は1本330ml、アルコール分は5%、価格は2本セットで税込1650円。商品パッケージは、空ビルグループの社員がデザインした。

 販売店舗は第1ターミナルが1、4、5、7、トラベルアイル、JAL PLAZAのFLIGHT SHOPと7・9・15番ゲートショップ。第2ターミナルが東京食賓館 時計台3番前、SMILE TOKYO、DELEETS。飲食店は羽田空港 雪あかり。このほかの店舗での取り扱いも予定しているという。

 第1弾の「ペールエールタイプ」と「スタウトタイプ」は2024年4月に発売したところ、約3000本が3カ月ほどで完売したという。

羽田空港で日本空港ビルデングとJALUXが販売するパンの耳をアップサイクルしたオリジナル発泡酒「Bready to Fly」の第2弾(JALUX提供)

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