エアライン, 空港 — 2013年3月4日 07:57 JST

ピーチ、iPhoneやiPadで機内エンタメ提供 関空でコンテンツ入手

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 ピーチ・アビエーション(APJ)は就航1周年を迎えた3月1日、関西空港第2ターミナルを出発する国内線利用客を対象に、Wi-Fi(無線LAN)を使ったエンターテインメントサービス「ハイ!(high!)」の提供を開始した。iPhoneやiPadなどのiOS搭載端末や、Android OS対応の携帯電話やタブレット端末で利用できる。

Wi-Fiを使ったエンターテインメントサービス「ハイ!(high!)」のイメージ(ピーチの資料から)

 ハイ!は専用アプリケーションを自分の端末にダウンロードし、第2ターミナル待合室の専用Wi-Fiから映画やドラマ、音楽番組、雑誌、ゲームなどのコンテンツを入手できる。当初のコンテンツは無料の約30タイトルで、6月に本格稼働する。今夏には無料と有料コンテンツをあわせて1000タイトル以上に拡充する予定。

 iPhoneなど自分の端末にダウンロードしたコンテンツは、空港や機内で楽しめる。映像コンテンツについては、ダウンロード後4時間で自動的に消去される。APJでは、昨年10月に開業した沖縄のLCCターミナルでも、無料のスマートフォン向け映像ダウンロードサービスの提供を行っている。

 ハイ!のアプリケーション提供元はマイシアター社と電通。iOS版は米アップル社へ申請済みで、認可後に同社サイト「App ストア」に掲載される。また、Windows 8への対応も予定している。

 APJの井上慎一最高経営責任者(CEO)は、「うちの飛行機には今も機内テレビはないが、従来の航空会社とは違う視点でサービスを提供したい」と、関空で1日に行われた1周年記念式典で語った。

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