企業, 空港 — 2017年2月1日 23:20 JST

ファーストキャビン関西空港、3月30日開業 エアロプラザに

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 旅客機のファーストクラスをイメージした簡易宿泊施設「ファーストキャビン」を運営するファーストキャビン社は2月1日、関西空港内の新店舗「ファーストキャビン関西空港」を3月30日に開業すると発表し、予約受付を始めた。

愛宕山店のファーストクラスキャビン=15年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 LCC用の第2ターミナルへ向かうバスターミナルがある「エアロプラザ」の3階に開業。面積は約1500平方メートル(460坪)で、既存店と同じく宿泊施設は男女別となり、全153室のうち男性用が94室、女性用が59室とした。

 客室は2種類で、部屋やベッドが広めの「ファーストクラス」(広さ4.4平方メートル)と、標準的な「ビジネスクラス」(2.5平方メートル)を用意する。

 宿泊施設のほか、大浴場やラウンジなどを設ける。コンセプトは「和」で、訪日客の利用も想定した内装を施す。チェックインは夜7時で、チェックアウトは午前10時。宿泊料金は税込でファーストが7200円、ビジネスが6200円、2時間から利用できるショートステイはファーストが1時間1000円、ビジネスが同900円となっている。

 正式開業に先立ち、3月25日と26日にプレオープンを実施。ファーストは6000円、ビジネスは5000円で宿泊できる。3月30日から4月15日までは、ミニ石けんなどプレゼントキャンペーンを実施する。

 ファーストキャビンは2009年4月に、1店舗目の大阪・御堂筋難波店がオープン。2012年4月に、都内初出店となる3店舗目の羽田ターミナル1店をオープンした。現在8店舗が営業しており、2月7日に日本橋よこやま町店、4月には京橋店と長崎店、秋に阪神西梅田店(仮称)、2018年3月に京都嵐山店(仮称)の開業を予定している。

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