エアライン, 機体 — 2012年8月22日 11:29 JST

日航、787国際線9月から拡大 増便と機材変更も

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 日本航空(JAL)は8月21日、国際線と国内線の2012年度路線計画を一部変更すると発表した。ボーイング787型機を投入する新規路線で、当初週4往復で12月2日に新設する成田-サンディエゴ線は、2013年3月を目処にデイリー運航(週7往復)へ増便する。

9月から787で運航する国際線を拡大するJAL=12年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同じく787を投入する新規路線の成田-ヘルシンキ線は13年3月に週4往復で開設後、13年度上期中にデイリーへ増便する予定。羽田発着の国際線では、北京線に9月16日から、シンガポール線に10月中旬から787を投入する。

 冬ダイヤが始まる10月28日からは、成田-シンガポール線をデイリーからダブルデイリー(週14往復)へ増便。機材も10月中旬を目処に一部便を除いて767-300ERから787へ変更する。成田-デリー線は週5往復からデイリーへ増便し、機材を777-200ERへ大型化する。また、成田-北京、上海(浦東)と中部-上海(浦東)の3路線は機材を737-800から767-300ERへ大型化し、成田-台北(桃園)は767-300ERから737-800へ小型化する。

 国内線は4路線を増便。10月1日から福岡-宮崎線を1日9往復から10往復に、10月28日からは羽田-出雲線を5往復から6往復、札幌-仙台線を4往復から5往復に、13年3月1日から羽田-札幌線を17往復から18往復へそれぞれ増便する。

 減便は2路線で、10月1日から福岡-鹿児島線を1日3往復から2往復に、10月28日から羽田-沖縄線を14往復から13往復へ変更する。

 いずれも季節による需要変動など、需給環境の変化に応じた見直しとなっている。

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