ANAとJAL、3日は欠航99便　1.8万人影響

　1月2日夜に羽田空港で海上保安庁機（MA722、ボンバルディアDHC-8-Q300、登録記号JA722A）と日本航空（JAL/JL、9201）の札幌（新千歳）発羽田行きJL516便（エアバスA350-900型機、JA13XJ）が衝突炎上した事故の影響で、3日は全日本空輸（ANA/NH）とJALの大手2社で国内線98便の欠航が決まり、約1万8710人に影響が及ぶ見込み。国際線はANAの1便が欠航となった。

3日は99便の欠航が決まったANAとJAL＝21年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　ANAでは、3日は羽田を午前7時5分に出発予定だった広島行きNH671便など、国内線54便が欠航。約1万1000人に影響が出る見通し。国際線はソウル（金浦）午前7時45分発羽田行きNH862便のみ機材繰りで欠航となり、約170人に影響が生じた。

　JALでは、3日は羽田を午前6時25分に出発予定だった鹿児島行きJL641便など、国内線44便が欠航。約7710人に影響が出る見込み。

＊JL516便事故に関する記事はこちら。

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