ANA、成田－ホノルル増便　1日2往復に

　全日本空輸（ANA/NH）は7月17日、成田－ホノルル線を1日2往復（週14往復）に増便した。ロードファクター（座席利用率）が堅調なことから、提供座席数を増やした。

ANAの成田－ホノルル線増便初便の出発前に披露されたフラダンスを見る子供＝7月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

成田－ホノルル線増便初便の乗客に手渡されたビーチサンダルやビーチボールなどの記念品＝7月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　機材はボーイング767-300ER型機（214席：ビジネス35席、エコノミー179席）。成田発のNH184便は午後8時35分に出発し、ホノルルには午前9時10分着。折り返しのNH183便はホノルル発が午前11時40分、成田には翌日午後2時55分に到着する。

　ANAの成田－ホノルル線は1998年10月4日就航。従来は1日1往復のデイリー運航だったが、今回の増便でダブルデイリーとなった。競合の日本航空（JAL/JL、9201）が同路線を1日3往復運航していることから、増便で提供座席数の差を縮める。

　17日は初便就航前に、6人のフラダンサーがウクレレに合わせ、エルビス・プレスリーの名曲『ブルー・ハワイ』などのフラダンスを披露。乗客にはビーチサンダルやビーチボールなど、記念品が配られた。

　成田発初便のNH184便（登録番号JA617A）は、空港旅客係員や整備士などペンライトを振る54人のANA社員らに見送られ、満席の乗客219人（うち幼児5人）を乗せて定刻の午後8時35分に出発した。

増便分の運航スケジュール
NH184 成田（20:35）→ホノルル（09:10）
NH183 ホノルル（11:40）→成田（翌日14:55）

＊写真は11枚。

ペンライトを振るANA社員らに見送られて成田を出発するホノルル行きNH184便＝7月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

出発準備が進むNH184便の767＝7月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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